ボディピースプレミアムハンドケアクリームには、マカデミアナッツから採れるマカデミア種子油を極微量配合しています。
配合目的としては、マカダミア種子油は皮膚の状態を良くするパルミトオレイン酸を含む希少な植物油といわれているためです。
パルミトオレイン酸は動物の皮膚を構成する、犬や人間が本来持つ必須脂肪酸ですが、年齢とともに減少してしまいます。失われていく若さを保つのに必要な成分を皮膚に与えることで、肌を美しく若々しく保ちたいニーズに応え得る成分なのです。
肌への有益性の高いマカデミアナッツですが、あるアレルギーのある犬が食べた場合に中毒を起こしたという報告が米国であるそうです。
マカダミア種子油のパルミトオレイン酸は動物である犬の皮膚にも存在する必須脂肪酸であり、なぜマカデミアナッツでその犬が中毒状態になったかは解明されてない、科学的根拠が分かっていないとのこと。
日本では、犬がマカデミアナッツを食べて中毒症状になった報告はありません。
そしてマカデミア種子油を配合したボディケア製品で犬が中毒を起こした症例報告は世界中でもなく、犬のケアの先進国であるヨーロッパやアメリカではマカデミア種子油配合のボディケア製品が多く見受けられます。
また獣医師を含む当研究メンバーも愛犬家が多く、これまでマカデミア種子油が配合された犬用のボディケア製品を愛犬に使ってきましたが、中毒症状は出たことはありません。
当研究チームでは、リスク/ベネフィットの観点からしても、マカデミア種子油配合の犬用ボディケア製品は有用性が高いと考えています。
しかし様々な要因を鑑み、当研究チームでは、愛するペットを含めた家族全員で使えることをコンセプトとするボディピースプレミアムハンドケアクリームは、様々なリスクを避けるため、犬のボディケア製品として安全な処方を目指し開発しました。
かの報告によれば、マカデミアナッツにアレルギーを持つ犬が体重1 kg当たり0.7 gのマカデミアナッツを食べて、中毒症状が出たケースがあるとのことです。
例えば、そのマカデミアナッツアレルギーのある犬が体重10キロの場合は、7gのマカデミアナッツを摂取した場合に中毒症状が出た例ということになります。
BODYPEACE プレミアムハンドケアクリーム40gの新品の製品に含まれるマカデミア種子油の全量は極微量であり、肌に塗る量となるとさらに極微量となり、舐めてしまっても全く問題のない量となります。(それよりも他の食品やケア製品に含まれる保存料などの添加物の方が量が多いと考えられ、その摂取が心配です。)
もしマカデミアナッツアレルギーのある10キロの犬が万が一、BODYPEACE プレミアムハンドケアクリーム40gを丸ごと一本食べても、中毒症状が出る量(7g)には及びません。
アレルギーや体質は個性と同じように犬それぞれであり、世界の犬の頭数と同じ数のケースがあります。
さらに体調や時期などによって体の反応は折々に変わるものです。
愛犬の肌につけるボディケア製品が、その時の愛犬の体質や肌、嗜好に合うか合わないか、愛犬の健康管理については、ネット上に書き込まれる情報だけを信じるのではなく、飼い主自身の経験や判断、かかりつけの獣医師に相談してご判断していかれることをお勧めいたします。
また犬への忌避成分は家庭内にたくさんあります。
リスクがありそうな物は、大切な愛する家族の健康を守るためにも、無邪気なワンちゃんの手の届かない場所への保管をお願いいたします。