効果・効能ははっきり言えないのでしょうか?

効果効能の表現は、薬機法の効果表現規制に従い、コンプライアンスに準拠した表現としています。

「医薬部外品・薬用」への新しい研究の市場参入や技術革新(イノベーション)を難しくする仕組みについては前述しましたが、「化粧品」としての効果表現も同じく、もし人類に有用な新しい研究や技術革新(イノベーション)が生まれたとしても、その真実を消費者に伝えることは困難な仕組みになっています。

「化粧品」のパッケージ等への効果効能表記については、以下以外は使えない規則になっています。

化粧品の効能の範囲(皮膚への効能のみ一部抜粋)

(17)(汚れをおとすことにより)皮膚を清浄にする。
(18)(洗浄により)ニキビ、アセモを防ぐ(洗顔料)。
(19)肌を整える。
(20)肌のキメを整える。
(21)皮膚をすこやかに保つ。
(22)肌荒れを防ぐ。
(23)肌をひきしめる。
(24)皮膚にうるおいを与える。
(25)皮膚の水分、油分を補い保つ。
(26)皮膚の柔軟性を保つ。
(27)皮膚を保護する。
(28)皮膚の乾燥を防ぐ。
(29)肌を柔らげる。
(30)肌にはりを与える。
(31)肌にツヤを与える。
(32)肌を滑らかにする。
(33)ひげを剃りやすくする。
(34)ひげそり後の肌を整える。
(35)あせもを防ぐ(打粉)。
(36)日やけを防ぐ。
(37)日やけによるシミ、ソバカスを防ぐ。
(38)芳香を与える。
(39)爪を保護する。
(40)爪をすこやかに保つ。
(41)爪にうるおいを与える。
(42)口唇の荒れを防ぐ。
(43)口唇のキメを整える。
(44)口唇にうるおいを与える。
(45)口唇をすこやかにする。
(46)口唇を保護する。口唇の乾燥を防ぐ。
(47)口唇の乾燥によるカサツキを防ぐ。
(48)口唇を滑らかにする。

もし世界の若く情熱のある研究者やベンチャー企業が、

「今までの合成殺菌剤等を誤って飲み込んでしまうとお腹を壊してしまう恐れのある高齢者や乳幼児、障がい者や闘病中の方のために、効果は同等でありながら飲み込んでも安全な食用成分100%で、今まで世界にない革新的な新製品を作りたい・作った」としても、以下の利点は製品パッケージなどには記載できないことになっています。

【禁止表現と理由】

・「製品は飲み込んでも安全」・「製品は食べられる」

(理由:「化粧品」は「食品」ではないので飲み込むという表現はNG、また製品の「安全性を担保」する表現は禁止)

・「殺菌する」

(理由:前述のように「医薬部外品・薬用」成分として、数千万円のコストと数年の時間をかけて「薬用成分」として許認可を受けた成分しか殺菌については表現できないため。また「医薬部外品・薬用」製品に、新規成分を「添加のみ」する場合においても、数千万円のコストと数年間の時間が必要となります。資金に余裕のある大企業には出来ることですが、新しい研究成果を事業化しようとする中小企業やベンチャー企業には資金・リソース的に難しく実質の新規参入障壁)

以上のことから、もし人類に有用な新しい研究や技術革新(イノベーション)が生まれたとしても、その真実を消費者に伝えることは困難な仕組みになっており、進化しない旧来の技術を組み合わせたコモディティ製品の広告・価格競争、大資本企業の寡占市場、技術革新を必要としない産業化、優秀な人材が集まらない産業化、新たな研究や技術を消費者が享受できない消費者不利益、グローバル競争における競争力の喪失につなげてしまう可能性があります。

本プロジェクトとしては、以上のコンプライアンスに準拠しながら、真摯で誠実な新しい研究や技術革新は、世界中のお困りの方にお役に立てることと考え、様々な営利企業の利害関係が錯綜する障壁にも挑戦していくことが人類の発展や、国民・世界の人の健康や命を守ることに寄与するという信念を持って仕事に取り組んでいます。

人類の健康や発展に有益に寄与する研究成果や真実は、学会発表や論文、報道ニュースを通して世界中にお伝えしていけましたらと思います。

ボディピース プレミアムハンドケアクリームにどのような効果・効能があるのかは、消費者・国民の皆様が以上のことから汲み取っていただき、各自でインターネット等から多くの情報を得ていただき、ご自身にとっての有用性を判断していただけましたら大変助かります。

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